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最近の読書メモ・・・

すっかり読書メモが滞っているものの、鋭意積み本消化&積み増し中。

で、大航海時代Onlineやってた頃に紹介されてから放置気味だった「銃・病原菌・鉄」 上下巻をようやく購入。
上巻読み終わったんだけど、期待通り面白かったので、メモメモ。

 

プロローグ
ヤリ氏のニューギニア人社会と白人社会の対照的な生活様式についての疑問、さらには現代世界における各社会間の不均衡についての疑問提起がなされる。

第1章
人類の猿からの進化と、大型動物の消失。(但し、大型動物の絶滅については諸説あり。まぁ、考古学な話なので、大体諸説ある中の筆者の主張)

第2章
ポリネシアを例に環境の違いによる社会の分化の可能性を主張。

第3章
タイトルにもなっているスペイン人とインカ帝国の激突について。銃、病原菌、鉄を始めとした諸要因で寡兵のスペイン人がインカ帝国を駆逐したとして、なぜ逆の立場にはならなかったのか?という問題提起。
ちなみにヨーロッパ人の持ち込んだ銃、病原菌、鉄のうち、最もインカ人を殺したのは、病原菌、次いで鉄器、ラストが銃。

第4章
植物栽培と家畜飼育による人口増加と社会の発展。

第5章
食料生産の地域差の存在。狩猟民族を駆逐していく農耕民族。
ちなみに自分が小学生の頃?は四大文明(メソポタミア、エジプト、インダス、黄河)とか習ったりしたけど、エジプトやインダスの家畜や農作物はよそからの借り物だったり、逆に中央アメリカやアンデスでも農業始まってたりする。

第6章
食料生産の地域の要因。別に農耕民族が最初っから豊かだったわけではなく、むしろ運良く大型動物が生き残っていた豊かな地域の方が狩猟生活が持続できたりとか、育成できる植物ないとどのみち無理とか。

第7章
狩猟民族が生活の中で徐々に農耕民族に移り変わっていく過程の説明。各地域でベストな植物を見いだしていく先史人類すげぇよ!

第8章
栽培化の地域差について。先史人類でも栽培できないもんは無理なんだよ。

第9章
家畜化できている動物はどれも似たものだが、家畜化できていない動物はいずれもそれぞれに家畜化できない。という、アンナ・カレーニナ序文のもじりが全て。
数多いる大型動物の中で、家畜化できたのは14種のみ。そして、北米・オーストラリア・アフリカのサハラ以南には0種。ユーラシアには13種。何この不公平。。。

第10章
植物も動物も東西には広がりやすいけど、南北には広がりにくいよねって話。暑いのとか寒いのはしんどいですよね。
ユーラシアは東西に広がってて、アメリカもアフリカも南北に広がってる。何この不公平。。。

第11章
家畜によってもたらされる病原菌。多くの犠牲を払いながら病原菌と立ち向かい、抗体を獲得していったユーラシアとかの人々。そいつらに病気を移されて壊滅的な被害を受けたアメリカとかの人々。
ちなみに、著者は子供の頃、入植当初アメリカ先住民の人口規模は約100万人だったと教わってたのだとか。方や、最新の調査による先住民の人口規模は約2000万人。95%は病原菌であぼーんされたそうです。。

 

豚インフル流行中な昨今なこともあり、動物の家畜化と人類の歴史に関する件が面白かったです。
日本だと、動物の皮のなめし等、死体処理を扱っていた穢多は、仏教思想や神道思想の影響で社会から排除されてきたとされている(wikipedia参照(マテ))けど、病原菌の驚異から身を守る自衛行為の意味合いもあったんじゃないかな?
動物と身近に接することにより保菌者となっていた穢多と接触したことがきっかけで、都市市民が抗体を持たない感染症に罹患して死亡する、ということがあったのではないかな?その際、科学的判断ができないために、死亡の原因は穢多になり、穢れを移されたと考えてしまった、と。
この場合だと、穢多を隔離することは都市市民の自衛手段であり、仕方がなかったという考え方もできるのかな、と。(結局、その後も差別を続けて現在も部落差別として問題をくすぶらせているのは変わらず問題なんだけどね)

っと、まぁ、こんな感じで妄想の翼をふくらませてくれます。

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